ポニョの酩酊生活。

飲んだくれのアラサー♀が綴る半径5センチの日常。酒/旅行/写真/ダイビング/名古屋ネタetc。

焼きガキに最も合う調味料はどれだ!?定番から変わり種まで10種を試してみたよ。

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冬は牡蠣のシーズン。
牡蠣の一大産地・鳥羽浦村のパールロードにはカキ小屋が立ち並び、『食べ放題』『詰め放題』という旗をひらひらさせて観光客を誘っています。

個々に値段やシステムは異なりますが、食べ放題・調味料の持ち込み自由はどこのお店でも共通のスタイル。
ただ『自由』と言われても、何持って行けばいいか迷いますよね?
そこで今回は、レモンや醤油などの定番から食べるラー油のような変わり種まで、10種の調味料を持ち込んで食べ比べてみました。

  • シンプル・イズ・ベスト。さっぱり系の調味料達〜レモン・醤油・ポン酢・タバスコ〜
  • こってりは正義〜みそ・チーズ・マヨネーズ・ケチャップ〜
  • 限られた大人に許された快楽〜日本酒・シングルモルトウイスキー〜


焼きたての牡蠣にこれらをかけて、おいしい組み合わせを探っていこうと思います。


試していく調味料達。


牡蠣の群れ。おかわり自由です(*´▽`*)

シンプル・イズ・ベスト。さっぱり系の調味料達。


まずはさっぱり系の調味料〜レモン・醤油・ポン酢・タバスコ〜の4種を試してみました。


●レモン●

牡蠣とレモン、それは王道のコンビネーション。
レモンの酸味が牡蠣の磯臭さをやわらげつつ旨みだけを引き上げていく、生やカキフライには欠かせない調味料です。
おいしくならない訳がない2つの食材。
プルプルの牡蠣とレモン果汁はやはり、焼き物でも相性抜群でした。

おいしさ・☆☆☆


●醤油●

しょっぱい。
ただこの一言に尽きます。
たっぷり体内に海水を含んだ新鮮な牡蠣を殻ごと網に乗せるので、自動的に塩味がつけられた状態で焼き上がります。

天然の味付けがされているのに醤油やソースなどの塩気足したら、そりゃあしょっぱくなりますよねー。
焼く前に殻をこじ開けて、中の海水を抜けばまた違う結果になったかもしれません。(ここまで書いてて気がつきました)

おいしさ・☆


●ポン酢●

さわやかな柑橘類の香りと昆布のコクが牡蠣によく合いますね。
さっぱりした酸味に食欲が刺激されて、何個でも食べられそう。
しみじみとおいしさを感じる組み合わせでした。

おいしさ・☆☆☆


●タバスコ(ガーリックver)●

ニンニクの効いたピリ辛ソースと牡蠣の相性がぴったりです。
牡蠣の磯臭さを消す唐辛子の風味。
そこにニンニクが入ることで、香りや刺激だけでなく牡蠣に複雑な旨味をもたらしています。
ビールと合わせて食べたい組み合わせですね。

おいしさ・☆☆☆


こんな感じで焼いていきました。
煙がすごいので水泳用orスキーのゴーグルがあると便利ですよ。


焼いた後(*´▽`*)

こってりは正義。


濃い味の調味料にも負けない個性を持つ牡蠣。
ミソ・チーズ・マヨネーズ・ケチャップといった、こってりしたものとも合わせてみました。


●ミソ●

牡蠣を焼いた後につけたら、しょっぱいだけでどうしようもない感じだったのですが。
半生の牡蠣をこじ開け、ミソを付けてから焼き直したら別物のようにおいしくなりました。
磯の香りとミソの焼ける香味が食欲をそそります。

牡蠣の水分と程よく混ざった味噌は、マイルドで複雑な味に進化。
ひと手間かけるだけで、白ご飯や日本酒に合わせたくなる料理となりました。

おいしさ・☆☆


●チーズ●

これも半生の牡蠣をこじ開け、溶けるチーズを載せてから焼き直しました。
チーズのコクと風味が牡蠣の荒々しさを包み込む、簡易的なカキグラタン。
おいしくならない訳がないですよね(*´▽`*)
レモンやポン酢などのさっぱり系に飽きたら食べたい一品です。

おいしさ・☆☆☆


●マヨネーズ●

逆に期待外れだったのがマヨネーズです。
焼いた後につけると、牡蠣とマヨそれぞれが主張しあって噛み合わない。
かといって半生の牡蠣に入れてみると、牡蠣から出る水分に溶け込んでしまってマヨ感が0になってしまう。
どちらにしても微妙な仕上がりでした。

おいしさ・☆


●ケチャップ●

醤油以上にしょっぱさが際立つ組み合わせ。
砂糖が入っている分、牡蠣そのものの塩分を強調してしまうのでしょうか?
率直に言って、おいしくない組み合わせでした。

おいしさ・☆


焼味噌カキとマヨカキ。

限られた大人に許された快楽。


日本酒やシングルモルトと、お酒を調味料代わりにしてみました。
ちなみにカキ小屋の並ぶパールロードは、公共交通機関では行きにくい所。
利他の心でドライバーになってくれる方なしでは食べられない、そういう意味でも『限られた』者だけに許されたグルメですね。


●日本酒●

焼きたての牡蠣に日本酒をたっぷり入れて、口へ含む。
ただそれだけの作業なのに、どうしてこんなに幸せになるのでしょうか?

直火で炙られた熱々の殻に注ぐ事で、ぬる燗になった日本酒。
焼ガキのエキスと香ばしさが混じり合い、得も言われぬハーモニーを奏でます。
酒をかけられプリンとした食感に戻った牡蠣は旨味倍増。
海の恵みと人類の叡智に感謝していただきたい逸品です。

おいしさ・☆×∞(計測不能)


左:今回使った日本酒。
蓬莱泉『可』(ほうらいせんかくあるべし)
右:今回使ったモルトウイスキー。
オフィシャルのアードベッグ10年。


●シングルモルトウイスキー●

薪ストーブのような暖かさが特徴的なモルトウイスキー、アードベッグを熱々の牡蠣に垂らしていただきます。

牡蠣の熱を奪って気化し、鼻孔に放たれる強烈なスモーキーフレーバー。
焼ガキとアードベッグ、実際の火と幻想の火が重なり合い、炎と化して私を襲います。
後はただ、暴力的なまでに激しく押し寄せる旨味とコクに圧倒されるだけ。

身も心も籠絡される凄まじいマリアージュを堪能しました。

おいしさ・☆×∞(測定不能)


ちなみにこちら、村上春樹氏のエッセイに載っていた食べ方。(本では生ガキと合わせていましたが)
ウイスキー片手に読みたくなる、いい本ですよ。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)



これまでのまとめ。

☆☆☆:レモン・ポン酢・タバスコ・チーズ

☆☆:ミソ(焼き)

☆:醤油・ミソ(生)・マヨネーズ・ケチャップ


おいしいものとそうでないものとで綺麗に分かれました。
まだまだカキ小屋のシーズンは続きますし、行くときの参考にしてみてくださいね。


セットのカキ飯にトッピングして、『かきカキ牡蠣飯』にして食べるのもいいですよ。


今回使ったカキ小屋。
調味料だけでなくジュースや酒も持ち込みOKなのがうれしい。


使う際のコツや注意点はこちらから。


では、今日はこのあたりで。