一万人入れる(?)混浴。

<川湯温泉・千人風呂>
川湯温泉、それは。
スコップで河原を掘ると、熱い熱い湯が湧き出す→川の水で薄める→露天風呂の完成という、原始的でファンキーな体験ができる温泉地です。
冬限定で、「千人風呂」を作っているときいたので、はるばる和歌山までお風呂に入りにいってきました。

宿に荷物置いて、千人風呂の方へ行こうと歩き出したら……川の真ん中から湯気がでていて、びっくりしました。
思いっきり、川をせき止めています。

温泉の外観ですが。
浴槽(?)が河原と同化しないよう岩でヘリを組んであるだけで、川をそのまま掘っただけの状態です。
風呂の底は砂利でいっぱい。広さを実感しようと、浴槽の端から端まで歩こうとしたのですが、セルフ・足ツボマッサージの痛みに耐えかねて断念しました。

当然(?)混浴ですが、湯けむりと夜の闇で、他の人の姿なんて全く分かりません。
男女別れた脱衣場もあるので「混浴?恥ずかしいよう。」という人にも優しいつくり。
星の光だけに包まれて、お風呂に入るなんて経験なかなかできませんし……最高のシチュエーションです。

ただ。自然の温泉なので、あったかい場所とぬるめな所の差は激しいです。
急に足元から湯が湧く事もあるので、それは注意しないといけないですね。