華麗なる食卓~志摩観光ホテル・ラメールへ行ってきた~

最近アレな記事ばかりアップしているし、ほのぼの系の話題でも書こうかなーと記憶を検索してみたものの。

  • 仲良くなったダイバーさんから、99%詐欺な投資持ちかけられて辟易したイタリアン。
  • 元カレの奥様と、民事で訴えるかどうかの瀬戸際を戦ったファミレス。
  • お食事券をもらったので行った、汐留のフレンチレストラン。グラスビール2000円・ワゴンで運ばれてきたチーズ3000円(向こうから勧めてきたのに別料金!)と狂った設定の為、2万近く払ってがっくりした過去。

……頭に浮かぶのはどれもコレも、ほっこりとは言い難い思い出ばかり。
心温まるようなエピソードはないけれど、この前食事して感動したレストランを紹介したいと思います。

たまには優雅な晩餐を。

夜勤明け。
頭働かないまま彼氏に拉致られて、名古屋から鳥羽までドライブする事に。
いつもの事だから驚かないとはいえ、旅行行くなら先に伝えてほしいものですよ。
化粧品とか用意しないといけないですし。

ひたすら助手席で爆睡していたら、目的地へ到着。
今日の宿泊先:志摩観光ホテルです。

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↑↓旧館(現在使用中止・見学自由)の姿。
今のホテルにはない、西洋と和風の文化がごちゃ混ぜになっているのが面白いですね。
細かい所まで丁寧に細工してあって、建築史とか分からない人でも見応えがあります。

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一通り見学を済ませ、お食事へ。
既に予約してある、というのでフレンチレストラン・ラメールへ向かいます。
……ユニクロとGAPに身を包んでる自分。
そういうお店行くと分かってたらワンピ着てきたのに(´・ω・`)困ったものだ。

意外とカジュアルな雰囲気。

孫のお誕生日会なのでしょうか?
ケーキのロウソクを吹き消す男の子と、目を細めてそれを見つめる老夫婦。
写真撮りまくっている女2人連れ。
1人で来ている人もちらほらいたりと、意外とカジュアルな雰囲気ですね。

ただ、『アワビのステーキ』『伊勢海老のクリームスープ』が名物のレストラン。
コースで2万円弱するので……お値段はカジュアルとかけ離れてますね。

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白ワインで乾杯。
ミネラリーなワインと、プリプリしたエビがよく合いますね。
気になるワインの相場ですが、ボトルで8000~10000円ほど。
まあ普通かな。
某ホテルのようにビール2000円・ワイン(最低でも)30000~とか狂った値段じゃないので安心します。

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伊勢海老のクリームスープと、アワビのステーキ。

伊勢海老の旨味が凝縮されたスープ。
力を入れなくてもスッとナイフが通る、柔らかくなったアワビ。
複雑すぎる味わいに、言葉が出てきません。

おいしー。おいしー。
ひたすらワイン飲んで、海の幸を堪能するしかできません。
飲んで、食べて、また飲んで。
生きる喜びを実感するのでした。

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↓部屋からの光景。
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朝ご飯も素敵だった。

さすが老舗ホテル。朝ご飯も優雅なものでした。

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アワビ(!)入りの卵スープに、分厚いハムの乗ったサラダ。

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そして、謎のメイン。
卵を蒸し焼きにしたものにソースが掛かっているんですが……今まで食べた事のない味。
オランデールソースぽいけど、そこまでクドくはないんだよなー。
何なんだろう?
よくわからないけど、パンに付けると止められない止まらない状態に。
ついついパンのおかわりを頼んでしまうのでした。

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思い出にしたいレストラン。

ちょくちょく旅行している私。
いろいろ食べ歩いてはいますが、ここまで感動できるレストランは初めてです。
押し付けがましい『お・も・て・な・し』とは対局的な、さり気なく行われるサービス。
シンプルだけど手間と技の掛かった料理。
とても心地良い時間を過ごせました。

名古屋からだと2時間程で行けますし、半年に一回は来たいなと思ったレストランでした。

……当然おごってもらわないとムリですが。

では、今日はこの辺りで。