華麗な光の花束!大曲の花火を見てきたよ。

どうも、ポニョです。
はるばる飛行機と秋田新幹線を乗り継いで、大曲の花火まで行ってきました。

台風来るというのに秋田は快晴。
この時期雨が降りやすいという大曲ですが、雨粒一つ落ちない良い天気に恵まれました。

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」

繊細な花火にうっとりする。日本一の花火師を決める大曲の花火。

大曲の花火は採点競技。
普通の花火大会とは違い、日本一の花火師の称号と掛けた大会なんです。

バイヤーの方々も集まる、各地の花火大会受注に向けたデモンストレーションの役割も果たしているこの大会。
花火師さんの技術とセンスを出し切った花火が間近で見られるという事で、日本全国から80万人とかいう人数が小さな地方都市へ集まってきます。

当然大会関係者で大曲のホテルはほぼ満席。
ツテもコネも大金はたく気力もない一般人は仕方なく、臨時電車や車で行ける範囲内の宿を探すしかありません。

意外と何とかなったりするのですが……..長くなっちゃうので明日書きます。
当日連ツイしてるので、追記待てない方はこちらを参考にしてください。

※宿の取り方から当日の注意点までまとめて書きました(・∀・)※

昼花火と夜花火で分けられている大曲の花火。
夜花火の部では3つの花火で審査されます。

同心円状に真円を描く菊型花火、芯入割物。
上空で開花した後いくつもの花々に分かれる千輪や、スマイルとかハートとかかたどった型物など、芯入割物と重複しない花火で勝負する自由玉。
小さな花火や大きな割物を組み合わせ、音楽と共に1分半ほど打ち上げる創造花火の部。

芯入割物。

自由玉。

いろいろ得点基準はあるのですが、いちばん分かりやすいのは花火の光が飛び散る広がり方の美しさではないでしょうか?
↑上の写真のように玉の中心がずれてるのは点数が低いですし、下のように芯がしっかりしているのは高得点となります。

日本一の栄誉を掛けて、技術をフルに使った競技花火。
4重5重に色が分かれた芯入割物や、円の中心から端に向かってきらめく自由玉など、普段見てるのとは違う手の込んだ仕掛けの連続にびっくりしてしまいます。
中でも寿司型の型物には驚きましたね。

大会の中盤、そこそこ花火の審査基準が分かり出してきた観客に放たれた、赤と白がまばゆいマグロの握り型の花火。
ちょうど小腹が空きだした時間もあって、大盛り上がりましたw
※注:上手く撮れなかったので『寿司花火』の写真はありませんm(_ _)m※

生け花のような創作花火。

競技花火だけではなく、ど派手なスターマインも人気な大曲の花火。
競技大会出品業者から協力いただいた選りすぐりの花火が打ち上げられる『大会提供花火』は当然すごいですが、他のスポンサーが打ち出す花火だって見応え抜群です。

空を染め上げるカラフルな光の渦。
某Yahoo!知恵袋では『長岡花火と大曲の花火どっちがいいの?』という質問に対して、迫力と派手さを求めるなら長岡・花火師の技を堪能するなら大曲と書かれている事が多いですが、こちらも十分過ぎるほどダイナミックですよ!

長岡花火もよかったです(・∀・)
フェニックスすごい。一度は見てみるべき。
2日間開催なので大曲よりは混雑しないし移動楽ですよ。

近隣のホテル取りづらい・花火帰りの電車と高速激混み・次の日東京帰る新幹線すら取れないと、公式HPに『覚悟して来て下さい』と書かれるレベルで混雑する大曲の花火。

確かに人の多さとトイレの行列と河川敷の有料席から出る渋滞には笑えましたけど、それでも行ってよかったと思えるイベントでした。

打ち止め後、一瞬の美を与えてくれた花火師さんに向けた光のエール。こういうのいいですよね。

公式HP。
夏ほど大掛かりではありませんが、春夏秋冬花火大会やってるみたいです。

では、今日はこのあたりで。