超レアなお菓子!伊勢・お菓子博で白い赤福を食べてきたよ。

三重県を代表する銘菓・赤福。
あっさり上品なこしあんと柔らかいお餅の組み合わせは、何個でも食べられそうな飽きの来ない美味しさ。
シンプル・イズ・ベストを具現化した和菓子です。

 

この赤福。
4月21日から5月14日まで開催される、お伊勢さん菓子博2017の会場限定で『白い赤福』を売り出すということで、はるばる伊勢まで行ってきました。

激戦!白い赤福を手に入れる方法。

激戦!白い赤福を手に入れる方法。

白い赤福こと『赤福餅 祝盆』は、通常のこしあんを使った赤福と、白小豆を使った白あんの赤福(なんか言葉としておかしいですが。。。)を紅白に見立てたお祝いのお餅。

お伊勢さん菓子博の開催を記念した商品のため、発売は会場内限定。
しかもお土産用ではなくイートインでしか食べられない、レアなお菓子となっています。

 

赤福といえば、日本中にファンの多い名菓。
310年の歴史を持つ赤福が初めて作る『白い赤福』は今しか食べられないということもあって、混雑は必至です。
(特に東海地方の人って、『限定品』という言葉に弱いですしね……。)

イートインスペース『おかげ茶屋』横で配られる整理券をもらうのも、一苦労することが確実。
初日だし何時頃完売となるか読めなかったので、始発のバスで会場に付けるよう、気持ち早めに宿を出発しました。

 

バスの始発は9時過ぎ。
近鉄五十鈴川駅・JR二見浦駅・近鉄鳥羽駅の3駅からそれぞれシャトルバスがあるのですが、どれも早めの運行はしていません。

車で来る人でいっぱいになってないかなー?
内心ビクビクしながら会場のサンマリーナへ向かうのでした。

 

 

9時20分頃到着。
地元民は20日にあったプレオープンに参加しているからでしょうか?
初日なのにそんなに混んでいませんね。

オープニングセレモニーを祝う太鼓の音を聞きながら、10時の開会をひたすら待ちます。

 

頑張って並ぼう。白赤福を手に入れるまでのドキュメント。

赤福の特設サイトで確認したところ、整理券が配られるのはゲートを入って右側にあるおかげ茶屋前でした。

 

ちょっとでも近い方がいいかなー?と思って、右端に並んだら、それが失敗!
見た感じ入場口は6つあるのに、右端の6番ゲートは『出口専用』といって開いてません!

オープン直後に出て行く人いないよね?ばかなの?ねえばかなの?特に柵とかないんだし開会直後だけでも入場口にすればいいんじゃないの?
そう思ってもムダ。
右端に並んでた人は割り込むような形で、5番ゲートから入るしかありません。

これから向かわれる方は、右ではなくなるべく左側の列に並んだ方がスムーズに入場できると思います。

 

ひどいトラップにかかり、遅れをとった私。
整理券が配られるおかげ茶屋付近は大行列となっていました!

 

白赤福を求める人の長い列。
行列の左右にはカメラマンが待ち構え、お菓子博の盛況ぶりを報道していました。

 

 

テレビ中継中のお姉さん。

 

 

その時の列を図式したもの。
左右に列が分かれているのですが、左側は復刻版こと『黒糖赤福』。
右側が『白赤福』の整理券の列となっています。
並ぶときはご注意ください。

 

 

20分ほど並んで、無事に整理券をゲット。
1時間刻みの時間制なので、うっかり他のブースやお買い物に夢中になっていると無効となるかもしれません。
意外と会場広いので、その辺も織り込みながら動いてくださいね。

 

 

11時過ぎたので、整理券を持っておかげ茶屋まで向かいます。
お店の前は白い赤福を求める人々でいっぱい。

入場する時に並んで、券もらうのに並んで、食べる前にもまた並んで……立ちっぱになる時多いので、歩きやすい靴で行かないとつらいですねこれ。

 

 

ちなみに11時過ぎた時点で、すでに整理券の配布は終了してました。
白赤福が気になる場合、入場してすぐ並ばないと間に合わないと考えていいでしょう。

 

さっぱり。さっぱり。見た目重視な白い赤福。

10分ほど並んで、ようやくレジまでたどり着くました。
210円を支払ってお店横のイートインスペースで体を休めます。

 

赤福餅『祝盆』:税込210円。

 

おかげ茶屋のメニューには、濃いめのほうじ茶か五十鈴川のお水で入れたコーヒーがついてきます。
『和菓子に合うよう焙煎した』コーヒーは香ばしくて苦味少なめ。
あんこの甘さを引き立てる、絶妙なバランスの飲み物でした。

こちらで赤福やパフェ頼むなら、お茶じゃなくてコーヒーをお供にするのがおすすめですね。

 

 

……白いです。
さらっとした甘さと、口の中でとろけるきめ細かいこしあんはノーマルの赤福と同じ。
できたてほやほやだからか、空気が入ってちょっとムースぽさも感じられます。
通常の赤福と比べてクセやコクは控えめで、お上品な味わいですね。

もともとさらりとした甘さの赤福。
それ以上に淡白でさっぱりしているので、個人的には、正直物足りなさも感じてしまいます。
小豆のクセが嫌い、という人にはよいのかもしれませんが……自分はノーマルの方が好きだな。

 

レジ横にて。
お餅をあんこでくるんでいる所が見学できます。

 

大手菓子メーカーから日本各地のお菓子屋さんまでが集まるお伊勢さん菓子博。

ぱっと見ではお菓子と分からない工芸菓子や華麗な飴細工、お菓子でできたジオラマもあって見どころ豊富。
キョロちゃんやペコちゃんなどのキャラ達とも写真撮れますし、食べるだけでない楽しみ方のできるイベントですよ。

 

赤福の特設ホームページ。

 

お伊勢さん菓子博のホームページ。

 

では、今日はこのあたりで。