突然の欠航!帰れない!その時新千歳空港でどう動けばいいかを書いてみたよ。

どうも、雪でもないのに欠航を食らい、1日余分に遊んできたポニョです。
雪が解けるくらい暖かかった札幌。
帰れない訳なんてないし、と思って向かった新千歳空港での出来事と、どう動けばスムーズに振替便の処理が済むかを記しておきますね。

天気悪いし欠航になるかも!という時に読み返していただければうれしいです。
※ANAでのケースです。JAL/スカイマーク/その他LCCによっては異なる点があると思われるのでご了承下さい※

雪解けで無残な姿になった雪だるま@北海道庁。
まさかこんな気温なのに……欠航になるなんて思いもよらなかったですよ(T-T)

雪だけじゃない!冬の北海道に潜むワナ。

あれはバレンタイン当日、雪まつりが終わって最初の土曜日での事でした。
腕いっぱいにおみやげ買って、ファイナルコールギリギリで最終便へ向かいます。
遅延、遅延、そしてまた遅延による搭乗時刻の変更……3回目に定められた時間になっても、全く乗れる気配がありません。
イライラが高まる搭乗口。

『いつ乗れるんじゃ-!』とキレたオッサンの声に被せるように、『名古屋便の欠航が決まりました。』と無慈悲なアナウンスが流れたのでした。
伊丹から到着する飛行機が霧で着陸できず引き返し。
当然それを使うはずだった名古屋便も欠航という流れです。

一気に酔いも覚めた私。
帰りの飛行機確保して、とりあえず今日寝る場所を見つけて、会社に電話越しのジャンピング土下座かまして……やるべき事を考えながら係員の言葉に従うだけです。

飛行機が飛ばない!欠航の時の動き方。

カウンターへ荷物を預けた方は搭乗口を通って、ターンテーブルへモノを取りに行く。
手荷物だけの方は保安検査場を逆流して、チケットカウンターで振替便の手配をするように案内されます。

ここで大切なのが、なるべく早くカウンターへたどり着く事。
飛行機の座席には限りがあるので、先に振替手続きした人から都合いい便が埋まっていきます。

特に最悪なのが土曜日の欠航。
観光終わって帰る人たちで予約いっぱいな中、無理やりねじ込まないといけない訳ですから。
下手すると、飛行機の都合付かないからまた次の日=月曜まで待たされる羽目にもなりかねません。

荷物を預けた場合であっても、欠航の決まった瞬間に1人はターンテーブルへ、もう1人はEチケットや予約の分かる紙を持ってカウンターへ急ぐ必要がでてきます。

2月14日、雪まつり終わったばかりの日曜日の惨状。

カウンターへ着いた後も、また地獄。
もともとの予約を確認して、空いている飛行機を探して、振り替えてもいいかお客様に確認取って……解消されるまで長い長い行列へ並んだら、まずは自分の予約状況を確認しましょう。

飛行機だけ予約した方、特典航空券(マイル)を使った方、航空会社のサイトからツアーを頼んだ方は携帯を用意。
電話からでも振替便の予約が取れるため、ただ黙って長蛇の列を眺めるよりも速く帰りの飛行機が見つかる可能性が出てきます。

航空券の発券がいるので乗る前にカウンターへ行く必要はありますが、ひとまず列から離れて休む事ができますよ。
※マイレージ会員・一般客・パッケージツアー利用によって問い合わせ窓口が変わってくるので、掛ける際にはご自身で確認をお願いします。※

ちなみに、JTBなど旅行会社を通してツアー組んだ場合は……諦めて並んでもらうしかないかと。
問い合わせ先の回線も限られていますし、どちらにしても、なるべく早くカウンターへ並ぶのが重要なのは間違いありませんね。

振替便がいっぱい!それでも帰らないといけないあなたへ。

イベントと重なったりして、最寄りの空港へ行く飛行機が手配できない時使える方法は主に2つ。

  1. 出発地を変える。
  2. 到着地を変える。

新千歳発の飛行機がなくても、行き先は限られてますが旭川からなら空いていたりします。
また、自分の最寄りの空港へ行く便がなくても、別の場所なら空いている場合もあります。

とりあえず本州にさえつけば、後はどうにかなるもの。
札幌から旭川への移動と、到着地から家までの移動。
かかるお金と時間のバランスを考えて、どちらがマシか選びましょう。

他の航空会社の便が空いていたら払い戻しして、そちらに乗り換える事もできますが……普通運賃か金券ショップで株優買って優待運賃での移動となるので最後の最後の手段といった形ですね。

早朝便で帰る方へのアドバイス。

とりあえず飛行機の振替もすんだら、あとはホテル探し。
早朝便になった方は、空港内のエアターミナルホテルかスーパー銭湯での仮眠、JR千歳駅近くのホテルで泊まるのがよいと思います。
せっかく一日伸びたし、遊んでやるぜヒャッハー!と思う方は……まあ……好きにしてください。

ただ、空港近くで泊まる方もそうでない方も頭に入れてほしいのが、欠航あった次の日は混雑が酷いという事。
普通に荷物を預ける人に混じって、前日電話で振替便を予約した人もカウンターへ来るため、なかなか列がはけません。

当然保安検査場も大混雑ですし、飛行機乗る2時間前には空港へ着いておいた方がよいと思われます。

日曜日だからか、アホみたいに混雑していました。
100人以上並んでたのでは?

すべての処理が終わったら、後は飛行機で帰るだけ。
おいしいおやつとつまみで、うんざりするような手続きの疲れを癒やしてください。

まとめ、そして航空機遅延保障について。

長々と書いてきましたが、

  • なるべく早くカウンターへ行く。
  • 出発地や到着地を変える事も考える。
  • こんな時こそ冷静になって、スマホフル活用して情報収集する。

悩んでいる時間が長いほど、事態は悪化していくものなので、まずは係員さんの言葉をよく聞き、動く事が重要となってきます。
自分ももうちょっと動くのが遅かったら、帰りの飛行機確保できていませんでしたし。

最後に、航空機遅延保険について書いておきますね。
クレジットカードの中には、欠航や4時間以上の遅延の時使える飛行機遅延保険がついています。
カードによって内容は異なりますが、欠航や長時間の遅延の時は1回ご飯代が返ってくる素敵な保険。

ただこちらは国内旅行の場合、航空券、もしくは飛行機を含む旅行代金を該当するカードで支払った場合のみ適用される条件付き。
……つまり、特典航空券や楽天ポイントなどでツアー頼んだ方は対象外なんです(´・ω・`)
※プラチナ、ANAVISAゴールドなど三井住友系のクレカの場合。JCBなど他カードお持ちの方は各自確認をお願いします。※

仕方ない話とはいえ、回らないお寿司屋でウニ食べたかったなあ。

では、今日はこのあたりで。